終身保険に入院給付金はある?入院特約や終身医療保険との違い・180日ルールも解説!

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終身保険への加入や見直しを考えていて、「大きな病気にかかったときなどに入院給付金は出るのかな?」と悩む方もいるかと思います。

実は、終身保険は万が一の場合に保険金を支給する保険商品であるため、そのままでは入院給付金は受け取れません。

終身保険で入院給付金を受け取るには、入院特約を付けるほか、終身医療保険に加入する必要があります。

本記事では、終身保険に入院給付金があるかどうかについて、入院特約や終身医療保険との違いなどとともに徹底解説します。

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この記事の監修者

FP2級と宅建士の資格を保有するファイナンスのプロとして、主に子育て中のご家族に向けて幅広く活躍。
教育資金だけではなく、万が一の保障シミュレーションや将来の住宅ローンのことも相談できるマネーセミナー講師としても活動中。

目次

終身保険に入院給付金はある?

終身保険そのものには、入院給付金はありません。

終身保険はあくまでも生命保険の一種で、保障が一生涯続く状態で死亡など万が一に備えるのが主な目的であるためです。

ただし、終身保険に「入院特約」が付いている場合であれば、入院給付金に関する保障もあります。

また、一生涯にわたって医療関係の保障が続く「終身医療保険」も、入院給付金を受け取れる保険です。

終身医療保険は医療保険の一種であるため、入院給付金や手術給付金などの保障が用意されています。

一生ものの保障を維持しつつ、入院給付金を受け取れる保険を選ぶのであれば、入院特約付きの終身保険や終身医療保険を選ぶとよいでしょう。

終身保険の入院特約とは

終身保険の入院特約とは、主契約である終身保険に追加できる保障を指します。

なお、主契約に付いてくる保障であるため、入院特約を単独で契約することはできません。

終身保険に入院特約が付いていれば、主契約で死亡保障を準備しつつ、病気やケガによる入院の際に給付金を受け取れます。

ただし、終身保険は保障が一生涯続くものの、入院特約の保障期間が終身保険と同じだけ続くとは限りません。

入院特約によっては、「原則80歳まで」のように保障終了時期が明記されているケースもあるため、比較検討などの際によくチェックすることが大切です。

終身保険の代表的な特約は?

終身保険には入院特約も含め、多種多様な特約が用意されています。

そのなかで、特に代表的な特約の種類が、次のとおりです。

  • 入院特約
  • 定期特約
  • 収入保障特約
  • 三大疾病保障特約

「定期特約」は、生命保険の一種である定期保険の保障内容を特約として付けられます。

定期保険は終身保険と異なり、一定の期間に限り死亡保障を準備できるのが特徴です。

終身保険の特約として付けると、例えば子どもが小さい時期に特に万が一のときの保障を準備したい場合に備えられます。

続いて「収入保障特約」は、被保険者が加入中に死亡するなどした際、残されるご家族が困らないように保険金が支給されるのが特徴です。

なお、収入保障特約での保険金の受け取り方法は、基本的に毎月支給される「年金形式」となっています。

さらに「三大疾病保障特約」は、がん・脳卒中・心疾患になった際に給付金が支給される特約です。

ただし、この特約の保険金は、死亡や高度機能障害により支払われる保険金と重複して受け取れません。

終身保険と終身医療保険の違いは?

終身保険と終身医療保険の違いを表す画像

終身保険とよく似たものに終身医療保険があるため、両者の違いがよくわからない方もいるのではないでしょうか。

終身保険と終身医療保険の最大の違いは、保障内容や活用する目的です。

終身保険の場合は、被保険者の死亡や高度機能障害の状態に備えられます。

被保険者が亡くなったり高度機能障害になった際に、死亡・高度機能障害保険金が支給される仕組みです。

なお、死亡・高度機能障害保険金は、基本的に一度にまとめて受け取れます。

一方で終身医療保険は、被保険者の病気やケガによる治療に必要なお金を準備するのに利用されます。

保障内容も病気やケガが理由で入院したり、入院先で手術を受けたりした際に、契約時に決めた金額の給付金が支給されるのが特徴です。

終身医療保険の給付金については、入院日数や手術の回数に応じて支払われます。

終身医療保険と定期医療保険の違いは?

医療保険については終身医療保険以外にも、「定期医療保険」があります。

終身医療保険と定期医療保険の違いは、保険期間の長さと保険料です。

保険期間については、終身医療保険が一生涯であるのに対し、定期医療保険は保険商品別に決められた期間となっています。

また、保険料については終身医療保険が保障期間が一生涯続く分、定期医療保険よりも高い傾向です。

ただ、定期医療保険は保険期間の終了時に契約更新すると、保険料は更新時点での年齢のものが適用されて高くなります。

終身医療保険と定期医療保険の違いに加えて、定期保険と終身保険の違いが気になる方もいるのではないでしょうか。

もし定期保険と終身保険の違いを理解したいときは、以下の記事が参考になります。

関連記事:定期保険と終身保険の違いは?メリット・デメリットやどっちが得なのかを詳しく解説!

入院給付金の平均額はいくら?

病気やケガなどが理由で病院で療養することになった際、入院給付金がいくら支給されるのかを知っておきたいのではないかと思います。

公益財団法人生命保険文化センターが公表している『2022(令和4)年 生活保障に関する調査』によると、疾病入院給付金の平均日額は8,700円です。

なお、性別ごとの内訳は男性が9,600円、女性が8,100円と公表されています。

仮に10日程度入院した場合の入院給付金は、男性で9万6,000円、女性で8万7,000円を受け取る計算です。

参考:2022(令和4)年 生活保障に関する調査|公益財団法人生命保険文化センター

入院給付金が支払われないケースとは

医療保険の入院給付金は、支払われないケースもいくつかあります。

主に以下に挙げられるケースに当てはまった際には、入院していても入院給付金は支払われません。

  • 入院日数が所定の日数に満たない場合
  • 入院日数が支払い限度日数を超える場合
  • 保障開始前に病気やケガで入院した場合
  • 正常分娩による入院や検査入院など、治療を目的としない入院

医療保険の入院給付金が支払われる際、5日など一定以上の日数にわたって入院していることが条件です。

このため、5日や10日など決められた日数以上に入院していなければ、入院給付金は支払われません。

また、入院給付金は入院1回あたりの支払い限度日数を超えると、支払い対象外になります。

例えば、支払い限度日数が100日であれば、120日入院した際には最後の20日分は給付金が支払われません。

ほかにも、正常分娩や健康診断のように医療行為が不要なケースで入院したときも、入院給付金の支払い対象外です。

終身医療保険は必要なのか

「終身保険を検討するなかで、終身医療保険まで必要なのか」と考える方もいるのではないでしょうか。

終身医療保険は、特に老後にかかる医療費を何とか工面したい方におすすめです。

老後は基本的に、老齢基礎年金などの公的年金が支給されます。

ただ、何らかの病気やケガが理由で入院しなければならないときは、公的年金や預貯金などから医療費を出さなければなりません。

もしお金に余裕がなくて、老後の生活や病気・ケガの治療にかかる費用が心配な場合、終身医療保険で対策できます。

保障期間が一生涯におよぶうえ、入院時の給付金や一時金などで医療費に備えられます。

加えて、受け取った給付金などで、他のご家族の生活費や交通費の負担を和らげられる点でも安心です。

このため、老後の医療費対策や残されるご家族に迷惑をかけないようにする点で、終身医療保険は役に立ちます。

終身医療保険のメリット

終身医療保険のメリットは、次のとおりです。

  • 保障が一生涯続く
  • 保険料は一生変わらない

終身医療保険は、「終身」と付くだけあり、保障が一生涯続きます。

特に老後は、いつ大きな病気やケガが理由で入院や手術が必要になるのか、予測できません。

このため、保障期間が限られる定期医療保険に比べると、終身医療保険はいつ必要になるかわからない入院や手術に備えられます。

また保険料も、契約した年齢のものがずっと適用されていく仕組みです。

終身医療保険の保険料は、加入年齢が若いほど極力安く抑えられます。

比較的若いうちに加入しておくと、病気やケガのリスクが高まる中高年以降になっても負担を抑えながら医療費を準備できます。

終身医療保険のデメリット

一方、終身医療保険が抱えるデメリットは、以下のとおりです。

  • 保険料が割高な傾向
  • 保障内容の見直しのタイミングを判断しにくい

終身医療保険は一生涯保障を受けられるうえに、保険料がずっと上がらない代わりに、加入時の保険料は高めです。

これは、終身医療保険で受けられる保障が、年を取ってからの病気やケガに備えることを考慮されていることによります。

特に定年退職後に収入が大きく減っても、保険料は契約当初の金額が維持されるため、支払いで負担を感じやすいリスクもあります。

また終身医療保険は、保障内容の見直しのタイミングを判断しにくい点もデメリットです。

終身医療保険は定期医療保険と異なり、一旦契約すると自分で手続きしない限り、保障内容は変更されません。

必要な保障内容は、ご自身の健康状態やライフステージなどで大きく変わります。

そのため、終身医療保険を契約する場合、定期的に保障内容を見直す意識が欠かせません。

終身医療保険のメリット・デメリットを一通り確認しても、具体的な保険商品選びに役立てられるかわからない方もいるのではないでしょうか。

終身医療保険のメリット・デメリットを踏まえて、ご自身に合った保険商品を探したいのなら、ぜひ「ほけんプラネット」でお話しください。

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終身医療保険は若いうちに加入しておくべき?

終身医療保険の特徴やメリット・デメリットを聞いたものの、「入るのにおすすめなタイミングがわからない」ということもあるかと思います。

特に若い方は、「若いうちに加入すべきなのかな」と悩む方もいるのではないでしょうか。

終身医療保険は若いうちに加入しておくのがおすすめです。

終身医療保険に若いうちに加入すると、ある程度年を取ってから入る場合に比べて、保険料を安く抑えられます。

終身医療保険の保険料は、契約当時の金額で支払い続けるため、若いうちに入ると長い目でみて保険料の節約になる点が強みです。

また、若いうちからいつ訪れるか予測できない病気やケガに備えておくことで、実際に病気などに見舞われても落ち着いて対応できます。

早いうちに加入しておくことで、入院や手術で給付金を受け取れるため、未加入の状態と異なり医療費の不安に苦しまずに済みます。

終身医療保険に加入する場合の注意点

終身医療保険に加入する場合の注意点を表す画像

終身医療保険に加入する場合、いくつか注意点があります。

主に注意すべき点が、次のとおりです。

  • 保障内容の見直しを意識する
  • 無理なく支払える保険料に設定する
  • 支払い方法は家計やライフプランに合ったものにする

まず保障内容の見直しについては、終身医療保険には「満期」や「契約更新」というものは存在しません。

このため、定期医療保険のように契約更新にあわせて保障内容を見直す機会は、自動的に訪れないのが特徴です。

保障内容はご自身の生活状況に応じて変えていく必要があるため、ライフステージや家族構成などが変わったタイミングでの保障内容の見直しをおすすめします。

保険料についても、無理なく支払っていける金額に設定することが大切です。

特に老後は、現役時代に比べると大幅に収入が落ちる傾向にあるため、老後でも保障を維持し続けられる程度の金額を決めることが欠かせません。

さらに、保険の支払い方法は、家計やライフプランに合った方法を選びます。

終身医療保険には、一生涯ずっと支払う「終身払い」や、一定の時期まで支払う「短期払い」などさまざまな支払い方法があります。

それぞれの支払い方法は、毎月支払う金額や支払っていく期間でメリット・デメリットがあります。

このため、将来の金額負担をどの程度にしたいのかを考えながら、支払い方法を決めていくこともコツです。

医療保険の180日ルールとは?

なお、医療保険には「180日ルール」と呼ばれるものがあります。

医療保険の180日ルールとは、退院した日から180日以内に同じ病気やケガで再度入院した場合に、前回のものと含めた1回の入院として扱う決まりです。

例えば、1回目に50日入院し、退院後60日で同じ病気が理由で再度20日入院した場合は、1回目・2回目の入院日数計70日入院していたものとみなされます。

医療保険では、保険商品によって1回の入院の支払い限度日数が、「60日」や「100日」などと決まっているのが一般的です。

上の例であれば、支払い限度日数が60日の保険商品であれば60日分の、100日の保険商品ならば70日分の入院給付金が支給されます。

なお180日以内に再度入院する際、別の病気やケガが原因であるときは、180日ルールは適用されません。

終身保険と終身医療保険はどっちがいい?

終身保険と終身医療保険を見比べて、「どっちがいいのだろうか」と考える方もいるのではないでしょうか。

2つの保険でどっちがいいのかは、保険に加入する目的によって異なります。

もし、いつ訪れるかわからない万が一に備えて、死亡保障を準備したいのであれば終身保険がおすすめです。

一方、老後などの将来に大きな病気やケガで入院しなければならない事態に備えたいのなら、終身医療保険が向いています。

「ご自身が何のために保険に入るのか」を考えて選ぶことが大切です。

もし、一方を選ぶのが難しいときは、終身保険に入院特約を付ける手もあります。

病気やケガに備えられる保険は他にもある?

病気やケガに備えられる保険は、医療保険以外にもいろいろとあります。

主なものを挙げていくと、次のとおりです。

  • がん保険
  • 特定疾病保障保険
  • 就業不能保険(就業不能保障保険)

まず「がん保険」は、医療保険でもがんの治療に特化しています。

がんの治療を目的とする場合に限り、入院や手術で給付金や一時金が支給されるのが特徴です。

加えて、医師からがんの診断を受けたときや、放射線治療を受ける際なども給付金を受け取れます。

続いて、「特定疾病保障保険」は三大疾病であるがん・脳血管疾患・心疾患の治療を目的とする保険です。

これらの病気が原因で、保険会社が定める状態になったとき、死亡保険金と同じ金額で特定疾病保険金が支給されます。

さらに「就業不能保険」は、病気やケガで働けない期間が長く続いた場合、給付金がもらえるのが特徴です。

就業不能保険については、以下の記事も理解を深めるのに便利です。

関連記事:就業不能保険とは?加入率や条件の厳しさ・審査に落ちた場合の対処法も徹底解説!

終身医療保険や入院給付金のことなら「ほけんプラネット」へ

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終身医療保険や入院給付金について、いろいろと疑問や悩みなどを持つ方もいるでしょう。

もし終身医療保険や入院給付金についてわからない点などがあれば、「ほけんプラネット」にご相談ください。

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まとめ

終身保険で入院給付金を受け取りたい場合、入院特約を付けることが欠かせません。

また、入院特約を付ける方法以外にも、終身医療保険に加入するのもおすすめです。

特に、終身医療保険では一生涯にわたって保障を受けられる分、いつ大きな病気やケガに見舞われても入院給付金などを受け取れて安心です。

もし終身医療保険や入院給付金について疑問や悩みのある方は、ぜひ「ほけんプラネット」にお話しください。

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