医療保険の掛け捨て型と積み立て型を比較!どっちが得なのかおすすめと選び方も徹底解説!

健康診断や人間ドックなどの診断結果を見て、医療保険の準備を考えている方もいるのではないのでしょうか。
ただ医療保険を探してみて、掛け捨て型と積み立て型があることを知り、なかなか選べない方もいるかと思います。
医療保険の掛け捨て型と積み立て型は、どちらもメリット・デメリットがあるため、理解しておくとご自身の状況に応じた保険商品を選ぶ際に便利です。
本記事では、医療保険の掛け捨て型と積み立て型を比較しながら、どっちが得なのかや選び方などを徹底解説します。



医療保険の掛け捨て型と積み立て型を比較!
医療保険の保険商品には、大きく分けて「掛け捨て型」と「積み立て型」があります。
両方とも個別に特徴やタイプがあるため、それぞれ知っておくと、実際に保険商品を選ぶうえで役に立ちます。
医療保険の掛け捨て型と積み立て型の特徴を、さまざまな面から比較していきます。
医療保険の掛け捨て型の種類と特徴
まず、医療保険の掛け捨て型は、積み立て型に比べて保険料が比較的安いのが特徴です。
支払った保険料が、後から保険金や中途解約時の解約返戻(へんれい)金として戻ってくることはないものの、代わりにコストを抑えながら医療保障を受けられます。
大きな病気やけがの治療に備えて保険に加入する場合も、保険料が安いため、極力家計への圧迫を抑えられる点でも安心です。
なお、掛け捨て型の医療保険には、大きく分けて「定期タイプ」と「終身タイプ」があります。
定期タイプ
医療保険の「定期タイプ」とは、「10年」や「70歳まで」のように保険期間が事前に決まっているタイプを指します。
このため、一定期間だけ医療保障を手厚くしておきたい方におすすめです。
例えば、子育ての時期の健康リスクを抑える目的で、定期タイプを活用する方法があります。
ちなみに、定期タイプは保険期間が終了した時点で、契約更新も可能です。
ただ、契約更新の際にはその時点での年齢に応じて保険料が再計算されるため、当初契約した頃より保険料が高くなる点に注意する必要があります。
終身タイプ
一方で「終身タイプ」は、定期タイプと異なり保険期間が一生涯続く医療保険を指します。
つまり、加入した時点から亡くなるまでずっと医療保障を受けられるため、いつ見舞われるか予測できない病気やけがに備えられるのが強みです。
終身タイプの加入時点の保険料は、定期タイプに比べて割高に設定されています。
ただし、契約更新がない分、解約しなければ加入した時点での保険料がずっと維持される仕組みです。
加えて、契約時の年齢が若いほど保険料も安いため、早めに加入した際には年をとってから加入する場合に比べて保険料もいくぶん抑えられます。
医療保険の積み立て型の種類と特徴
続いて「積み立て型」は「貯蓄型」ともいい、病気やけがに見舞われたときの医療保障に加えて、一定の条件を満たした際に給付金を受け取れるのが特徴です。
具体的には、病気やけがの際に入院給付金や手術給付金を受け取れるうえに、加入期間や保険料の支払期間が一定年数に達するなどしたときにも給付金を受け取れます。
特に病気やけがの場合以外で給付金を受け取れるタイミングによって、以下の3つのタイプがあります。
- お祝い金タイプ
- 保険料が戻る(リターン)タイプ
- 解約返戻金タイプ
それぞれのタイプの特徴を、より詳しく見ていきましょう。
お祝い金タイプ
まず「お祝い金タイプ」は、保険加入後に一定の年数が経つたびにお祝い金を受け取れるタイプです。
お祝い金を受け取れる条件は、保険商品によって異なります。
ただ、病気やけがに見舞われないまま経過した際に、3年から5年おきに5万円から10万円程度が受け取れるケースが多いです。
定期的にお小遣いのようなお祝い金が受け取れるため、何らかのライフイベントや教育資金の元手として活用できます。
保険料が戻る(リターン)タイプ
「保険料が戻る(リターン)タイプ」は、保険会社が定めた年齢まで保険料を支払い続けると、支払った保険料が戻ってくるのが特徴です。
戻ってくる保険料の金額や割合は保険商品によって異なるものの、場合によってはそれまで支払った保険料が全額戻ってくることもあります。
なお、保険料が戻ってくる時期は、55歳から70歳の間でご自身で決められます。
ちなみに、加入期間中に入院や手術を理由に給付金を受け取っていたときは、その分を差し引いた金額が戻ってくる仕組みです。
解約返戻金タイプ
「解約返戻金タイプ」は、保険に入っている間に中途解約した際に、解約返戻金を受け取れるタイプを指します。
解約返戻金の金額は支払った保険料の金額によって変化するため、多くの保険料を支払っているほど解約返戻金の額も増えます。
ただし医療保険の場合はあくまでも医療保障が主であるため、一般的な貯蓄型の生命保険に比べると解約返戻金の金額は少なめです。
加えて、あまりにも早い時期に中途解約すると、支払った保険料の総額に比べて解約返戻金が大幅に少なくなるケースもあります。
医療保険の掛け捨て型のメリット・デメリット

医療保険の掛け捨て型を選ぶ際には、メリットやデメリットを知っておくことが欠かせません。
まず、メリットは次のとおりです。
- 保険料が積み立て型よりも安い
- 選択肢になる保険商品が多い
- 保障内容の見直しがしやすい
掛け捨て型は積み立て型よりも保険料が抑えられているため、手厚い医療保障を準備する際にコストを抑えられます。
保険商品によっては月額1,000円程度で済む場合がある分、より安心して病気やけがに備えやすいです。
医療保険では掛け捨て型を採用している保険商品が多いので、さまざまな選択肢からご自身に合ったものを比較検討できます。
加えて、掛け捨て型であれば解約返戻金がないため、必要に応じて保障内容を見直しやすい点もメリットです。
一方で掛け捨て型のデメリットとして、加入期間中に何事もないと保険料を支払っているだけの状態になる点が挙げられます。
掛け捨て型では、入院や手術が必要なときだけに給付金が支払われるためです。
ずっと大きな病気やけがに見舞われなければ、保険料を支払うだけの状態に「もったいない」と感じることもあります。
医療保険の積み立て型のメリット・デメリット
続いて積み立て型のメリットは、病気やけががなくても給付金や解約返戻金を受け取れるところです。
積み立て型は掛け捨て型と異なり、一定年数でまとまった給付金が支払われます。
また、好きなタイミングで中途解約できるうえに、支払った保険料の金額に応じた解約返戻金を受け取れます。
まとまった金額のお金が入ってくるチャンスがあるため、楽しみを感じながら保険契約を継続しやすいです。
一方で、掛け捨て型よりも保険料が高く設定されているデメリットがあります。
医療保障だけでなく貯蓄機能も備えている分、保険料はどうしても高くなりやすいです。
ここまで、医療保険の掛け捨て型と積み立て型を比較してきました。
ただ掛け捨て型・積み立て型ともにさまざまな保険商品があるため、ご自身で選ぶのが大変な場合もあります。
もし、ご自身での掛け捨て型・積み立て型の選択や保険商品探しが難しいときは、ぜひ「ほけんプラネット」のプロにご相談ください。


医療保険は掛け捨て型と積み立て型のどっちが得?
医療保険への加入を考える際に、「掛け捨て型と積み立て型のどっちが得なのだろうか」という疑問がよぎるかと思います。
医療保険でどちらのタイプがお得に感じるのかは、選ぶ側の経済状況やライフスタイルによって左右されます。
まず掛け捨て型の医療保険は、以下の特徴に当てはまる人におすすめです。
- 保険料を抑えながら病気やけがに備えたい人
- 保障内容をこまめに見直したい人
掛け捨て型の医療保険は積み立て型よりも保険料を安く抑えられるため、家計の負担を軽くしながら医療保障を準備したい方にとってお得です。
加えて、契約更新時のように保障内容を見直す機会がある分、不要な保障を削ることで保険料を下げられる場合があります。
一方で積み立て型がお得な人のタイプは、次のとおりです。
- 医療保障だけでなく、まとまった給付金を受け取りたい人
- 保険料の掛け捨てを防ぎたい人
積み立て型の医療保険では、通常の医療保障に加えて条件を満たしたときに受け取れる給付金があります。
このため、掛け捨て型と異なり支払った保険料が掛け捨てにならずに済む点でもお得です。
医療保険の掛け捨てがもったいないと言われる理由
医療保険の掛け捨て型では、よく「もったいない」という声も見られます。
医療保険の掛け捨て型が「もったいない」と思われやすいのは、契約終了時まで病気やけがに見舞われなかった場合、保険料を掛け捨てにするだけで終わるためです。
積み立て型と異なり、掛け捨て型には支払った保険料が戻ってくる仕組みはありません。
病気やけがの治療が必要なときでなければ給付金を受け取れない分、契約終了時までずっと健康でいれば保険料を支払い続けるだけになります。
医療保険の掛け捨て型がもったいないかどうかの問題を突き詰める際には、以下の記事も役に立ちます。
関連記事:医療保険の掛け捨て型はもったいない?積み立て型との違いやメリット・デメリットも徹底解説!
医療保険の掛け捨て型と積み立て型の加入割合は?
医療保険の保険商品選びで掛け捨て型か積み立て型(貯蓄型)のどちらかを選ぶ際に、加入割合を参考にしたい方もいるのではないのでしょうか。
公益財団法人生命保険文化センターの調査では、掛け捨て型商品を志向する人の割合が全体の27.8%なのに対し、積み立て型商品を志向する人の割合は62.8%です。
全体として積み立て型商品を志向する人の割合が、掛け捨て型商品志向の人の倍になっていることがうかがえます。
参考:2022(令和4)年度 生活保障に関する調査|公益財団法人生命保険文化センター
医療保険の相場は?

医療保険の保険商品を探すとき、「保険料がいくらなのか」も重要なテーマかと思います。
医療保険を含む生命保険の年間払込保険料は、全体で平均17万9,000円です。
月額に換算すると、約1万5,000円程度支払っている計算になります。
また性別ごとに見ていくと、男性は年間20万6,000円、女性は16万円です。
こちらも月額に換算した場合、男性は約1万7,000円、女性は約1万3,000円支払っています。
参考:2022(令和4)年度 生活保障に関する調査|公益財団法人生命保険文化センター
掛け捨て型の相場は月額いくら?
上記の金額のうち、掛け捨て型医療保険の保険料のみを取り上げたデータはありません。
ただ、掛け捨て型医療保険は積み立て型に比べて安い傾向にあることから、上に示した平均額よりも安くなると考えられます。
保険商品や加入年齢によっては、月1,000円台で収まる場合もあるほどです。
掛け捨て型医療保険の保険料相場で30代のものを知りたい方は、以下の記事がおすすめです。
関連記事:医療保険の掛け捨て型の相場は30代でいくら?男女別の月額平均や料金設定の注意点も解説!
積み立て型の相場は月額いくら?
積み立て型医療保険の保険料の月額相場も、掛け捨て型の場合と同じように単体のデータはありません。
積み立て型は、掛け捨て型よりも保険料が高い傾向にあるため、平均金額より高くなりやすいです。
このため、積み立て型の医療保険に加入する際には、毎月の保険料負担が家計を圧迫しない金額になるように注意が必要です。
医療保険の選び方
医療保険を選ぶ際に、上手に保険商品を選ぶコツは知っておきたいのではないのでしょうか。
保険商品をうまく選ぶ際には、掛け捨て型と積み立て型とで選び方のポイントや注意すべき点は異なります。
掛け捨て型と積み立て型とに分けて、医療保険商品の選び方を説明します。
掛け捨て型の医療保険がおすすめのケース
まず、掛け捨て型の医療保険がおすすめであるケースは、次のとおりです。
- なるべく保険料を抑えたい
- 教育費や住宅ローンがかかるなかで、医療保障も準備したい
- ライフスタイルの変化に応じて医療保障を柔軟に見直したい
掛け捨て型の医療保険が持つ最大のポイントは、保険料が比較的安い点です。
毎月かかる保険料が千円単位で収まることもあるため、教育費や住宅ローンなどに備える方にとって検討する価値があります。
しかも、掛け捨て型医療保険の保険商品は、契約更新の機会があるものも多いです。
そのため、子どもの独立などライフスタイルの変化に応じて、保障内容を柔軟に見直せます。
掛け捨て型の医療保険を選ぶ際の注意点
掛け捨て型の医療保険を選ぶ際には、次の点に注意が必要です。
- 給付金額が高くなるほど支払うべき保険料も高くなる
- 保険料が戻ってこないこともあるため、貯蓄は別に準備する
掛け捨て型の医療保険は基本的に保険料は安いものの、入院や手術の際の給付金を高めに設定するほど、毎月の保険料が高くなります。
もし医療保障を手厚くする際には、保険料が高くなりすぎないかにも気を配ることが大切です。
また、掛け捨て型では医療機関での治療が必要な場合に限り給付金を受け取れるため、保険料が戻ってこないこともあります。
特に加入の時点で病気やけがの心配がないときは、給付金を受け取れないケースもある分、貯蓄は別に準備しておくのがおすすめです。
積み立て型の医療保険がおすすめのケース
続いて、積み立て型の医療保険が向いているケースは、以下のとおりです。
- 貯蓄が得意ではないが、資産づくりをしたい
- 中途解約の場合も含めて大きなお金をつくりたい
積み立て型の医療保険は、毎月の保険料で医療保障を準備するだけでなく、将来受け取るまとまった額の給付金や解約返戻金を積み立てられます。
保険料の支払いは毎月決まった金額を自動的に引き落とす形でおこなわれるため、定期的にコツコツとお金を貯めるのが苦手な方でも、着実に資産をつくることが可能です。
加えて、積み立て型の医療保険の保険商品には、中途解約で解約返戻金を受け取れるものもあります。
このため、医療保障とともに何らかの目的で資金を積み立てたい方にとっても、積み立て型の医療保険は適しています。
積み立て型の医療保険を選ぶ際の注意点
一方で、積み立て型の医療保険を選ぶ際には、次の点に注意が必要です。
- 保険料が割高である分、収入や資産に余裕があることが前提
- 中途解約の時期を誤ると、元本割れのリスクがある
積み立て型の医療保険は、掛け捨て型よりも保険料が割高になっています。
もし加入したいのであれば、収入や資産に余裕があり、長期的に保険料を支払っていけることが大切です。
加えて、中途解約で解約返戻金を受け取る前提で加入する場合は、解約の時期を見極める必要があります。
一定期間より早く中途解約すると、解約返戻金が支払ってきた保険料よりもずっと少ないケースもあるためです。
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まとめ
医療保険には掛け捨て型と積み立て型とがあり、どちらも個別の特徴やメリット・デメリットがあります。
同時に、掛け捨て型と積み立て型のどちらがおすすめなのかは、選ぶ側のライフスタイルや家計の状況などによってさまざまです。
このため、掛け捨て型と積み立て型の特徴などを理解したうえで、保険商品を見比べる必要があります。
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