終身保険は学資保険の代わりとしておすすめ?保障の違いやどちらを選ぶべきかも解説!

子育てするなかで、子供の教育資金を準備する方法に悩むときもあるかと思います。
教育資金を準備できる保険といえば学資保険が定番ですが、「学資保険の代わりに終身保険で準備できないか」と考える方もいるのではないでしょうか。
実際のところ、終身保険は学資保険と特徴が似通っている部分もあるため、学資保険の変わりとしてもおすすめです。
一方で終身保険にもデメリットや注意点があるため、メリットとともにしっかり理解する必要があります。
本記事では、終身保険は学資保険の代わりとしておすすめなのかを、保障の違いやどちらを選ぶべきなのかも踏まえながら徹底解説します。


終身保険は学資保険の代わりとしておすすめ?
将来の教育資金を積み立てられる学資保険の代わりに、終身保険をすすめられた方もいるのではないでしょうか。
実際のところ、終身保険は学資保険の代わりの手段として向いています。
終身保険と学資保険は、ともに毎月支払う保険料の一部で将来受け取れる保険金を積み立てていける「貯蓄機能」を備えている商品です。
しかも、学資保険は保険料を支払う保護者に万が一の事態があった際、保険料の払込義務の免除保障もあります。
終身保険も保障が一生涯続くとともに、原則として被保険者の死亡時に保険金が支払われるのが特徴です。
加えて、大きなお金が急に必要になったときも、中途解約によって解約返戻(へんれい)金を受け取れる点も終身保険と学資保険の共通点です。
両者とも似通った点が多いことから、終身保険は学資保険の代わりとして活用できます。
学資保険と終身保険の違いは?
似通ったポイントがある学資保険と終身保険ですが、逆に違いがないのか気になる方もいるかと思います。
学資保険と終身保険にはもちろん違いもあり、主に以下のとおりです。

まずは利用目的で、学資保険は子供の将来の教育費を準備する手段であるのに対し、終身保険は死亡など万が一の事態の保障を準備するための方法です。
保障期間でも大きな違いがあり、学資保険は最長でも「子供の大学卒業時まで」と、保障期間が一生涯続く終身保険よりもずっと短くなっています。
さらに加入できる年齢も、学資保険が親や子供の年齢で決まるのに対し、終身保険は被保険者の年齢が80歳までとされています。
特に学資保険の加入年齢条件は、親の年齢で60代まで、子供の年齢では一般的に6歳までとしている保険商品が多いです。
学資保険と終身保険は細かく見ていくと違いが非常に多いため、保険で教育費を準備する際には、2つを見比べながら慎重に検討する必要があります。
終身保険のメリット・デメリット
終身保険と学資保険には、それぞれメリット・デメリットがあるため、事前に理解しておくと便利です。
まず終身保険のメリットとして、次の点が挙げられます。
- 保障が一生涯続く
- 解約返戻金を受け取れる
- 契約後は保険料がずっと変わらない
- 契約者貸付制度が使える
- 生命保険料控除を利用できる
終身保険は保障が一生涯続くのが最大の特徴です。
このため、いつ訪れるか予測できない死亡に対しても、安心して備えられます。
また、中途解約時の解約返戻金があるため、解約のタイミングさえ間違わなければ満足できる金額で受け取れます。
契約時の保険料がずっと適用されるため、若いうちから加入すると月々の保険料負担を抑えられる点もメリットです。
加えて、契約者貸付制度を利用すると、最大で解約返戻金の7割から9割のお金を融資なしで借りられます。
ほかにも、毎月支払う保険料は所得税や住民税の計算で「生命保険料控除」の対象となり、
節税対策ができる点も強みです。
一方、終身保険のデメリットには、次の点があります。
- 保険料が割高
- 解約返戻金が元本割れするケースがある
- インフレの影響を受けやすい
終身保険は死亡保障だけでなく貯蓄機能もあるため、基本的に保険料が割高です。
特に年をとってから加入した場合は、月々の保険料負担が大きくなる点に注意が必要です。
また解約返戻金も、保険料払込期間中に中途解約したときは、受け取れる金額が支払い済みの保険料よりも少なくなる「元本割れ」を起こすことがあります。
ほかにも、契約時に保険金額が決まる分、インフレで物価上昇が起きると受け取れる金額が目減りしてしまう点もデメリットです。
終身保険の解約返戻金とは
終身保険の解約返戻金とは、終身保険を中途解約した際に、保険会社から支払われるお金を指します。
解約返戻金は、中途解約した時点で積み立てられていた保険金の一部です。
より具体的には、中途解約するタイミングまでに支払ってきた保険料の一部が保険金として積み立てられます。
ちなみに終身保険で毎月支払う保険料は、全額が保険金になるわけではありません。
保険料のうち、保険の維持費用や将来の保険金支払いの準備費用を差し引いたものが、死亡保障のための元手になります。
なお、契約後の期間が短かったり、保険料の支払いが完了していないうちに中途解約したりすると、高額の解約返戻金は期待できません。
学資保険のメリット・デメリット
続いて、学資保険のメリットは、以下の通りです。
- 子供の教育資金を計画的に準備できる
- 契約者の万が一の場合は保険料払込免除保障がある
- 生命保険料控除を受けられる
学資保険は、毎月支払う保険料をもとに、子供の教育資金を計画的に準備できます。
保険料の支払いによって少しずつ教育資金を積み立てる場合、普通に預貯金で積み立てるやり方に比べると、確実に準備しやすいです。
保険料が毎月のように自動的に引き落とされる分、普段から計画的な貯蓄が苦手な方に向いています。
また、契約者が死亡するなど万が一の事態になった際には、保険料の払い込みが免除される保障があります。
保険料の払い込みが免除されても、契約時に決めた時期に予定どおりの金額を受け取れる点で安心です。
さらに、学資保険でも終身保険と同じく、1年間に支払った保険料の金額に応じて、一定額の生命保険料控除を受けられます。
一方、学資保険のデメリットは、次のとおりです。
- 中途解約すると元本割れするケースがある
- 急な出費に対応しにくい
- インフレリスクがある
学資保険も終身保険と同じように「貯蓄型」の生命保険であるため、中途解約で解約返戻金は受け取れます。
ただし、契約期間が短すぎたり、中途解約の時期が保険料払込期間中だったりすると、解約返戻金の額が支払った保険料より少なくなる点に注意が必要です。
また、教育資金を積み立てている途中の急な出費に対応しにくいデメリットもあります。
急な出費に学資保険で対応する際は一旦解約する必要があるとともに、せっかく準備してきた教育資金をまた用意し直さなければなりません。
さらに学資保険も、契約当初から保険金額や受け取り時期を決める仕組みである分、インフレに弱い側面もあります。
インフレで物価が上がった場合、保険金だけでは教育資金が足りなくなることがある点に注意が必要です。
学資保険のメリット・デメリットや選び方について詳しく知りたい方は、以下の記事がおすすめです。
関連記事:学資保険とは?メリット・デメリットや選ぶ際の4つのポイントも紹介!
終身保険や学資保険は貯金代わりになる?
終身保険や学資保険は、貯金代わりになる手段といえます。
終身保険や学資保険で教育資金を準備する場合、貯金に比べると着実にお金を積み立てやすいためです。
両方とも毎月の保険料の一部を使って積み立てていくため、少しずつながら確実に教育資金を用意できます。
しかも、保険料払込期間が終われば返戻率が上がっていくため、保険商品によっては当初の予定以上の資金を受け取れることがあります。
加えて、支払った保険料は生命保険料控除の対象になるので、節税対策としても便利です。
このような理由から、終身保険や学資保険は貯金の代わりになるだけでなく、貯金以上に使い勝手がいいケースもあります。
終身保険と学資保険はどちらがいい?

終身保険と学資保険を見比べながら、「どちらがいいのだろうか?」と悩む方もいるのではないでしょうか。
確かに、終身保険と学資保険はともに着実に教育資金を準備できるなどのメリットがあります。
しかし、両方契約すると毎月の保険料負担が非常に大きくなるため、「どちらがいいのか」に悩むのは無理もありません。
実はご自身やご家庭の事情によって、どちらがいいのかはさまざまです。
ケース別に、どちらがおすすめなのかを見ていきましょう。
終身保険がおすすめの家庭
まず、終身保険がおすすめな家庭の特徴は、次のとおりです。
- 受け取る金額やタイミングを自由に選びたい家庭
- 資産運用を重視する家庭
終身保険では、受け取る金額やタイミング(受け取りの時期)は比較的自由に選べます。
しかも受け取る解約返戻金の用途も、教育目的も含め幅広い目的に利用できるため、自由度が高いです。
受け取りのタイミングも学資保険と異なり、子供の年齢などに限られません。
加えて、終身保険は資産運用を重視する家庭にも向いています。
終身保険の返戻率は、保険料の払込期間が終わった後に100%を上回ることがあるうえに、しばらく据え置くことでさらに上昇する仕組みです。
より返戻率が高まった後に解約返戻金を受け取れば、最初の想定を超える多くのお金を受け取れることもあります。
学資保険がおすすめの家庭
続いて、学資保険がおすすめな家庭の特徴は、以下のとおりです。
- 子供の成長に合わせて保険金などを受け取りたい家庭
- 教育資金を死亡保障とは別に準備したい家庭
- 万が一のことがあっても教育資金はきちんと残したい家庭
学資保険は、子供の成長に合わせて保険金を受け取りたい家庭に向いています。
学資保険は子供の年齢だけでなく、「中学校卒業時」や「大学入学時」などに応じて、契約時に受け取れる時期を選べる仕組みであるためです。
しかも、満期保険金だけでなく、子供の進学の時期に応じて祝金を受け取る設定もできます。
また、学資保険はあくまでも教育資金を準備するための手段であるため、死亡保障とは別に保障を準備する方法としてもおすすめです。
ほかにも、契約者になっている親などに何かがあったときでも、教育資金だけは準備したい方にも向いています。
契約者に万が一のことがあっても、保険金は予定どおりに受け取れるだけでなく、満期を迎えるまでの残りの期間は保険料の払い込みが免除されるためです。
もし終身保険か学資保険のどちらかを選ぶ際に、プロのアドバイスも参考にしたい方は、ぜひ「ほけんプラネット」にご相談ください。


学資保険の代わりになるおすすめの生命保険は?
学資保険ではなく終身保険で教育資金を準備したいと考えていても、終身保険の保険料の高さなどが原因で後ろ向きになる方もいるかと思います。
実は学資保険の代わりになる生命保険は、終身保険以外にもいろいろとあります。
そのため、終身保険以外の方法を利用したい方は、次の方法も検討するとよいでしょう。
- 低解約返戻金型終身保険
- 外貨建て終身保険
- 変額保険
それぞれの生命保険の特徴やメリット・デメリットを、ひとつずつ詳しく解説します。
低解約返戻金型終身保険
「低解約返戻金型終身保険」は、終身保険でも中途解約した際に受け取れる解約返戻金が低めに抑えられているのが特徴です。
ただその代わりに、一般的な終身保険よりも保険料が安く抑えられています。
このため、一般的な終身保険に比べると、毎月の保険料負担を抑えながら一生涯の保障を用意できるのが強みです。
なお、保険料払込期間後に返戻率が上がる点や、保険金や解約返戻金を教育資金以外の用途に使える点は一般的な終身保険と変わりません。
特に子供が大学に進学する時期に合わせて払込期間が終わるように設定すると、返戻率が上がった時期に中途解約することで、大学の学費を準備しやすいです。
低解約返戻金型終身保険のメリット・デメリット
低解約返戻金型終身保険のメリットとして、次の点が挙げられます。
- 一般的な終身保険よりも保険料が安い
- 予定が変わっても柔軟に対応できる
- 加入時期を調整できる
低解約返戻金型終身保険は解約返戻金が抑えられているため、終身保険のなかでも保険料が安いのが特徴です。
生命保険を使って教育資金を着実に準備するには、ある程度の長い年月が必要になります。
途中で収支状況が変化した際に、保険料が高いと保障の維持が難しくなる場合もあります。
しかし、低解約返戻金型終身保険は保険料が抑えられている分、一般的な終身保険に比べて保障を維持しやすいです。
また、終身保険の一種であるため、学資保険に比べて予定が変わっても柔軟に対応できます。
学資保険は一旦保険金の受け取り時期を決めると、基本的に受け取る時期を変更できませんが、低解約返戻金型終身保険では柔軟に受け取り時期を調整できます。
ほかにも学資保険と異なり、契約者や子供の年齢で加入時期が左右される心配もありません。
学資保険に加入できなくても、低解約返戻金型終身保険を使うことで、教育資金の積み立てが間に合うケースも多くあります。
一方でデメリットは、以下のとおりです。
- 祝金がない
- 教育資金を別用途に使ってしまう場合がある
- 中途解約の時期によって元本割れになることがある
まず、低解約返戻金型終身保険は学資保険ではないため、祝金自体がありません。
このため、子供の中学校や高校への入学費用は、祝金以外の方法で準備する必要があります。
また、教育資金を別の用途で使いかねないケースもあります。
学資保険と異なり、好きなタイミングで解約返戻金を受け取れるためです。
さらに、中途解約の時期が保険料払込期間の途中であれば、受け取れる解約返戻金が元本割れしてしまう点にも注意を要します。
外貨建て終身保険
外貨建て終身保険は、保険料の支払いや保険金の受け取りをアメリカドルやユーロなどの外貨でおこなうタイプの保険です。
外貨で支払った保険料はそのまま外貨で運用されるとともに、保険金や解約返戻金は受け取った後で日本円に交換します。
あくまでも終身保険の一種であるため、ほかの種類の終身保険と同じように中途解約も可能です。
同時に終身保険であるため、保障期間も一生涯続きます。
外貨建て終身保険のメリット・デメリット
外貨建て終身保険のメリットは、次のとおりです。
- 日本円より高い金利の外貨で運用するため、保険金などが多くなる場合がある
- 保険料が安くなるケースもある
アメリカドルをはじめとする外貨は、日本円よりも金利が高いのが特徴です。
そのため、為替相場の値動きによっては、当初の予測以上に多くの保険金や解約返戻金を受け取れることがあります。
また為替相場の値動きによって保険料が安くなる場合があるため、うまくいけば保険料の負担を抑えられる場合がある点も強みです。
一方で外貨建て終身保険には、次のデメリットもあります。
- 保険料だけでなく通貨交換の手数料も必要になる
- 為替市場の値動きによって元本割れする場合がある
外貨建て終身保険では、保険料や保険金のやり取りで通貨交換がしばしば発生します。
通貨交換では為替手数料も必要になるため、円建ての終身保険以上にコストがかさみやすい点に注意が必要です。
加えて、為替市場の値動き次第では保険金や解約返戻金が、支払った保険料より少なくなることがあります。
特に円高の場合は、元本割れになるリスクが高まりやすいです。
変額保険
変額保険は、支払った保険料の一部で株式や債券などの金融商品を運用し、運用実績に応じて受け取れる保険金などの金額が変化するのが特徴です。
大きく分けて保障期間が限られる「有期型」と、一生涯保障を受けられる「終身型」があります。
このうち終身型は、中途解約しなければ保障が一生涯続くとともに、運用実績によっては死亡保険金や解約返戻金の金額が増えます。
なお、死亡保障を準備できるもの以外にも、個人年金保険として運用実績次第で毎月受け取れる年金額が変動するものがあるのも特徴です。
ちなみに、死亡保険金については最低保証があるため、運用実績が悪くても基本保険金額は受け取れる仕組みです。
変額保険のメリット・デメリット
変額保険のメリットには、以下の点が挙げられます。
- 金融商品の運用実績によって保険金額などが増える
- 死亡保険金に最低保証がある
- インフレにも備えられる
変額保険は金融商品の運用実績に応じて、将来受け取れる死亡保険金・解約返戻金や個人年金保険の金額が変動します。
このため、運用がうまくいけば、将来受け取れる金額が増えるケースがある点がメリットです。
また、死亡保険金については最低保証があるため、運用実績が悪くても心配はありません。
さらに物価の動向によっても受け取れる金額が柔軟に変動するため、インフレ時も受け取れる金額が増えます。
逆に変額保険のデメリットは、次のとおりです。
- 運用実績がよくないと元本割れするケースがある
- デフレには弱い
- 投資の知識が求められる
まず、運用実績がよくないと、支払った保険料より受け取れる金額が少なくなる元本割れを引き起こすこともあります。
同時にインフレに強い代わりに、物価が下がるデフレによっても受け取れる金額が減りかねません。
ほかにも金融商品の運用が欠かせない保険である分、投資の知識が必要となります。
最低でも投資がもたらすリスクは理解しておくことが大切です。
学資保険の代わりにNISA(少額投資非課税制度)を利用する方法もありますが、その方法がおすすめかどうかは以下の記事を参考にしてください。
関連記事:学資保険代わりにNISAはおすすめ?向いている人や貯金代わりになるのかも解説
教育資金の貯め方の割合は?

教育資金を貯める際に、多くの方がどのような手段を利用するのか気になるのではないでしょうか。
教育資金の貯め方については、ソニー生命が2024年におこなった調査が公表されています。
この調査によると、高校生以下の子供を持つ親が教育資金を貯める際に、最も多く使っている方法が「銀行預金」の56.4%です。
続いて割合が高かったのが「学資保険」で、こちらも43.7%にのぼります。
さらに「資産運用」が19.0%、「(学資保険以外の)生命保険」が10.0%と続く結果で、預貯金や学資保険を使う方が多いことがうかがえます。
もし逆に学資保険に入ってない割合や、「学資保険に入らないほうがいい」と言われる理由を知りたい方は、以下の記事もおすすめです。
関連記事:学資保険に入ってない割合は?入らない方がいいと言われる理由や代わりになるものも紹介
終身保険と学資保険は併用もできる?
終身保険と学資保険のどちらかを選ぶよりも、「むしろ両方併用できないだろうか」と考えている方もいるのではないのでしょうか。
終身保険と学資保険は、併用も可能です。
両方の保険を併用すると、終身保険で万が一の場合の死亡保障を、学資保険で子供の将来の教育費を準備できます。
ただし、両方とも加入すると、一方に加入する場合に比べて保険料の負担が比較的大きくなりがちです。
そのため、それぞれの保険の保障額を半分程度に減らすなどの工夫が求められます。
学資保険終了後に必要になる子供の保険は?
子供が学資保険を終了した後、新たにどのような保険が必要なのかを知っておくと便利です。
大学卒業後や独立後に子供にとって必要な保険として、次のものが挙げられます。
- 医療保険
- 就業不能保険
- 定期保険
「医療保険」は、病気やけがで入院治療が必要になったとき、入院費用や手術費用を保障する保険です。
若いうちは病気やけがのリスクは低いものの、収入が少なかったり貯金がなかったりして医療費を支払えないケースに備えるのに役立ちます。
続いて「就業不能保険」は、病気やけがが原因で長期間働けなくなった際に、生活や治療に必要なお金を受け取れます。
働き方に関係なく、長期間働けなくなると、大幅な収入減につながりかねません。
就業不能保険に入っていれば、保険金で生活や傷病の治療ができるため、お金の心配を軽減できます。
さらに「定期保険」は、一定期間の死亡や高度機能障害に備えられる保険です。
どんなに若くても、不慮の病気や事故が原因で死亡する可能性は0ではありません。
特に若くて独身の方であれば、葬儀費用を準備できる程度の死亡保障があるとよいでしょう。
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まとめ
終身保険は、学資保険の代わりの手段としておすすめです。
学資保険と異なり、好きなタイミングで加入や中途解約ができるとともに、支払った保険料が生命保険料控除の対象になる点も共通します。
ただし、中途解約の時期を誤ると元本割れしたり、学資保険のような祝金がない点などに注意が必要です。
もし終身保険と学資保険のどちらかをなかなか選べないときは、「ほけんプラネット」にご相談ください。